レシピバックナンバー 2004〜

4月のレシピ〜子供と楽しむアロマテラピー-1-(赤ちゃん編)

前回は妊娠と出産を扱いましたので、今月は赤ちゃんや子供に対するときのアロマテラピーの注意事項を。

ベビーと子供のアロマテラピーのガイドライン

子供は感覚が敏感なので、マッサージなど、大人と同じ量でエッセンシャルオイルを使うのはオススメできません。

芳香浴につかうエッセンシャルオイルは、大人の半量くらいから始めればよいですが、沐浴や、マッサージなど直接肌に触る方法でアロマテラピーを行う際は、以下のガイドラインに従ってください。
3歳未満の乳幼児にはエッセンシャルオイルの使用を避け、それ以上の子供には体重に応じて、エッセンシャルオイルの量を調整します。アロマテラピーの分量は大人の体重を基準(だいたい50キロ)としていますので、子供の場合は半量くらいのレシピで行ってください。

赤ちゃんのアロマテラピー

赤ちゃんとあなたの、初めての共同生活が始まりました。 あれやこれやとお世話をしてあげるのも、とても楽しい幸せな時期です。先にエッセンシャルオイルが、赤ちゃんの体に触れる用法はだめと書きましたが、それ以外でもアロマテラピーであなたと赤ちゃんの絆を深められる方法はあるのです。
  1. ベビーベッドのシーツの足下に、ティッシュに1滴しみこませたユーカリやラベンダーのオイルをおいてあげる。
    ラベンダーは赤ちゃんをゆっくりリラックスさせますし、ユーカリは免疫力を高めます。そして、赤ちゃんの感覚は鋭敏なので、足下においたティッシュでも十分その効果はあると言われています。赤ちゃんの暖かい体温が、精油の香りをたてるのです。
    でも、あまり長い間、おいたままにしておかないで。少したったらとりさってあげましょう。赤ちゃんは敏感ですから。

  2. 寝室にラベンダーとオレンジを、あらかじめ炊いておいてあげる。
    このブレンドは、泣いてばかりで寝てくれない赤ちゃんをすやすやと眠りに導いてくれます。わたしもこのレシピは愛用しています。今では、ゴウちゃんはこれがなければ眠れないくらいです。

  3. 痰が絡んだり、鼻が詰まったときは、ティッシュなどに1滴しみこませたユーカリを嗅がせてあげる。
    ユーカリは痰を切り、鼻の通りをよくします。まだ鼻のかめない赤ちゃんは、その不快さに、機嫌が悪くなってしまうことがほとんどです。あまりに鼻が詰まったら、鼻水を吸ってとってあげましょう。(鼻水をとる専用の機器が薬局で売っています。)

  4. ベビーマッサージをする。
    最近話題になっているベビーマッサージ。ゴウちゃんが3ヶ月の時に、わたしもクラスを受けました。新米ママ達が赤ちゃんをだっこしてやってくる姿は壮観。ねがえりもできないバブちゃん達を、天使のような裸ん坊にして転がすのは、何とも言えない楽しい経験でした。
    マッサージの順番は一応つま先から、もも、おなかと、順にあがっていって、ひっくりかえして、お尻や背中もやってあげるのですが、大切なのは、やりかたよりもお母さんの手のぬくもりを伝えることでしょう。あなたも、沐浴の終わった赤ちゃんをタオルにころがして、お洋服を着せる前に是非やってあげてください。
    この時は、キャリアオイルのみを使用して、エッセンシャルオイルを入れてはいけません。わたしはグレープシードオイルを使いました。あらかじめ、小皿に入れておいて、それを手のひらにのばして使うと、使いやすいと思います。冬は手のひらでオイルを温めてから塗ってあげてください。

    このベビーマッサージで、手足を動かしてあげたり、腹這いにしてあげたせいか、ゴウちゃんはとても早く寝返りが出来るようになりました。さらに、元々肌が強かったのかもしれませんが、湿疹やあせもなども、ゴウちゃんはあまりできたことがありません。

    それよりも何よりも、すべすべの体を触るのは、楽しいのです!うちのダンナはゴウちゃんが2歳を過ぎた今も、お風呂上がりにマッサージをしてあげています。もっとも現在はパウダーを使っていますが・・・。

    わたしはニールズヤードの表参道校で、ベビーマッサージの講習を受けましたが、今はいくつかの助産院や病院、地域でも行っているようなので、興味のある方は調べてみてくださいね。

この写真は、ぼくのアロマデビューのものなんだ。なつかしいなぁ。
手前のグリーンがぼくだよ-ゴウ

2月のレシピ〜妊娠・出産とアロマテラピー

そのうち取り上げる、取り上げるといいつつなかなか取り上げなかったこのテーマ。Tea Timeでも何度かご質問をいただきました。是非ご参考になさってください。

妊娠初期(0〜11週)

わたしに赤ちゃんが出来たときは、つわりが起こる最初の時期が一番しんどいとおもいました。
安定期にはいると、心身とも本当に安定するのですが、そんなことは最初にわからないですもんね。そして、この、最初の方が一番妊婦の体を大切にしなければならないのです。お仕事を続けていらっしゃる方は、この時期は、様子を見ながら、出来るだけ体を休めて、無理をしないようにしてください。
そして、この時期が、薬を飲んだら一番胎児に影響が出やすいのです。頭痛持ちのわたしは、鎮痛剤が飲めないので、頭痛信号がやってきたら、とにかく手を休めてとにかく休憩につとめました。 アロマテラピーについては、この時期心身とも、本当にデリケートですので、精油が体に触れる使い方は、おすすめしません。つまり、マッサージや、入浴はやめてください。
つわりで気持ちの悪いときに、レモンや、ベルガモットネロリで、芳香浴をしたり、洗面器を使って、このオイルで手浴をするのをオススメします。柑橘系の香りが、スッキリした明るい気分にしてくれることでしょう。

わたしのように、頭痛が始まりそうだと思ったら、目の上や後頭部にラベンダーの温湿布をするのも良いでしょう。でもラベンダーの利用は、この程度にしておいてください。

なお、妊娠しているときは感覚が敏感になりますので、いずれも1〜2滴から試してみてくださいね。

最近は妊娠、出産時のケアに、アロマテラピーを積極的に取り入れている助産院も多いと聞いています。大病院ではなかなかそうはいかないと思いますが、興味のある方は調べてみるといいでしょう。

妊娠初期の不安な気持ちを抑えるのにはカモミールティーがオススメです。

妊娠中期(12〜27週)

中期にはいると、大抵は明るい気分で過ごせますが、お腹がどんどん大きくなってきて、美容上、気になることもでてきますね。その第一位はなんと言っても妊娠線。わたしはずっとオイルでマッサージをしたおかげで、妊娠線はできずにすみました。

妊娠線用のマッサージオイルは、前回取り上げたキャリアオイルの説明を参考に、選んでみてくださいね。一番のオススメは,カレンデュラオイルで、子供が生まれてからも湿疹やオムツかぶれのケア、出産の際の会陰ケアなど、幅広く使えます。その他スイートアーモンドオイルや、マカデミアナッツオイルも肌を柔らかくします。小麦胚芽(ウィートジャム)オイルも、少し入れておけばよいでしょう。

わたしが使った妊娠線予防のマッサージオイルのレシピ(中期)
ホホバオイル(15ml)+ カレンデュラオイル(10ml)+ウィートジャムオイル(5ml)


このあたりから、体重の増加には気を配ってくださいね。オススメの運動法はなんと言ってもウォーキングなのですが、普段よりも足がずっと疲れやすくなっていますので、お腹のハリや足の疲れを感じたらすぐに休んでくださいね。

わたしはマタニティー・ヨガを毎日小一時間ずつ行いました。ヨガを行う際、わたしはレモンローズウッドを1滴ずつバーナーで炊いていました。子供を産んでから気づきましたが、こういう時間も子供が生まれてからではそうそうとりにくくなります。ですので、妊婦のうちに、ゆっくりとリラックスできる時間を大切にしたいですね。

夏でもソックスをはいて、体の冷えには気を遣ってください。沐浴する際には、フローラルウォーター(ハーブウォーター)を入れてみましょう。お店で好みのものを見つけてみてください。わたしはラベンダーウォーターを愛用しました。一回のお風呂に10mlくらい入れてみてください。ラベンダーウォーターは、出産後、授乳時の乳首のケアにも利用しました。

もし、この時期が、インフルエンザのはやる時期と重なるのでしたら、ティートゥリーユーカリを使った芳香浴を行ってください。これも、合計2滴ぐらいの薄いブレンドから試してくださいね。

妊娠後期(28〜40週)

さて、妊娠後期です。ここまできたら、エッセンシャルオイルも色々使えるようになります。
妊娠線予防のマッサージオイルにも、エッセンシャルオイルを加えてみましょう。
わたしはラベンダーカモミールを2滴ずつ入れました。ラベンダーとカモミールは、妊娠する前には格別に好きだと言うことは無かったのですが、妊婦時代にはこのマッサージオイルには本当に癒されて、気持ちよく使うことが出来ました。生殖器と関わりの深い、足首もやさしくマッサージしてみてください。

わたしが使った妊娠線予防のマッサージオイルのレシピ(後期)
ホホバオイル(15ml)+ カレンデュラオイル(10ml)+ウィートジャムオイル(5ml) +ラベンダー(2滴)+ローマンカモミール(2滴)
ラベンダーとカモミール、それからラベンダーウォーターは出産するときまで、あなたのリラックスの友となることでしょう。

入浴する際も、ラベンダー、ローマンカモミール、ローズウッド、スウィートオレンジなどを、フローラルウォーターやキャリアオイルで希釈してから、使ってみてください。

わたしが使った妊娠後期の入浴剤のレシピ
ホホバオイル(10ml)またはラベンダーウォーター(10ml) +ラベンダー(2滴)+ベルガモット(1滴)


きっととてもリラックスして、ぐっすり眠れることでしょう。


もうすぐママになる人(妊娠後期)や授乳期のママに、オススメのハーブティーは、ラズベリーリーフです。
鉄分、ビタミンCを多く含み、妊婦のハーブティーとして有名です。ローズヒップとのブレンドもいいでしょう。これを飲んで、ゆっくり赤ちゃんを待ちましょうね。
インターネットでも、出産を控えた人や授乳中のママに向けたハーブティーを、手に入れることが出来ます。
『生活の木』のサイトで探したり、Yahoo!の検索欄に「ラズベリーリーフ」と、入れてみてくださいね。生活の木』のサイトでは、お茶の他にもマタニティ期のマッサージオイルなども扱っていますよ。

出産

いよいよ赤ちゃんとのご対面です。この時点ですべてのオイルは解禁となりますので、ゼラニウムローズなどのフローラル系が好きな方は、これらの芳香浴をしたり、マッサージオイルを作っておいて、ご主人に背中をマッサージして貰うと良いでしょう。クラリセージも子宮の収縮を進めます。
最初の出産は誰でもとてもつらい思いをするものですが、赤ちゃんもいきなり環境の違うところにでてくるわけですから、ショックを受けているはずです。それを素敵な香りで、出迎えてあげることが出来たら、とても素敵なことだと思います。

あなたと赤ちゃんにとって、素敵な一瞬になることを願っています。
次回は、赤ちゃんと楽しむアロマをご紹介しますね。
是非感想をTea Timeできかせてね。


おなかのベビーとの幸せな時間を楽しんでね。-ゴウ