1.英国と言えばアロマテラピー

  


アロマテラピーは植物からとったエキス「精油」を色々な用法で生活に取り入れていき、心と体のバランスをとって行くものです。

精油には色々な種類があり、それぞれに違った効用があります。たとえばリラックス、その逆のリバイビング(覚醒、元気に目覚まし)。これらは単独で、またはブレンドして使います。

代表的な使用方法は
・入浴(芳香浴と体の表面からの有効成分吸収)
・オイルに混ぜてのマッサージ
・アロマポットで部屋に焚いての芳香浴
などです。

最近色々なお店でアロマオイル(精油)が売っていますが、本当に効き目のあるのはある程度値段の張ったものです。たとえばラベンダーなど15mlで2500円程度ですが、高価なネロリやローマンカモミールは10mlで6〜7千円です。

私は寝付きが悪いので最初はローマンカモミールとラベンダーを入れて入浴することから始めました。入浴するときは大体あわせて5滴くらいでよいのです。
はじめ入ったときにあまりに深みのある香りに、おどろき、心からくつろぎました。従来の入浴剤やバスオイルの香りとは本当に違うのです。それからどんなに疲れていても入浴するようになり、肩こりもよくなったようです。

いい香りの中で心や体がリフレッシュされてゆくなんて、素敵だと思いませんか?

それから私は97年に渡英した際にロバート・ティスランドの週末ワークショップに参加したり、日本でも少し勉強して、2000年にアドバイザーを取得。そして、2003年にはインストラクターの資格を取りました。初心者の方にと始めた「毎月のレシピ」ですが、だいぶ高度な質問が来ることも多くなったので、ちょっと難しくしてきています。
はじめていらした方は、是非バックナンバーからご覧になってくださいね。

みなさんが素敵な毎日を送れますように。

ホームページでも精油は購入できますよ。「マトメ」のページの、YAHOO!検索で「アロマテラピー」と入れてみてね。たくさんあります。


これは私の作業ボックス、
カルペパーハウスで買ったもの。


今月のレシピ(2004年5月)

子供と楽しむアロマテラピー-2-

赤ちゃんと子供のアロマテラピー2回目です。今日は赤ちゃんより少し大きくなった子供対象です。

ベビーと子供のアロマテラピーのガイドライン

(先月も書きましたが、大切なので今月も掲載します。) 子供は感覚が敏感なので、マッサージなど、大人と同じ量でエッセンシャルオイルを使うのはオススメできません。

芳香浴につかうエッセンシャルオイルは、大人の半量くらいから始めればよいですが、沐浴や、マッサージなど直接肌に触る方法でアロマテラピーを行う際は、以下のガイドラインに従ってください。
3歳未満の乳幼児にはエッセンシャルオイルの使用を避け、それ以上の子供には体重に応じて、エッセンシャルオイルの量を調整します。アロマテラピーの分量は大人の体重を基準(だいたい50キロ)としていますので、子供の場合は半量くらいのレシピで行ってください。

ラベンダーを見直して。

もう少し子供が大きくなったら、エッセンシャルオイルを使える機会が増えてきます。
先に説明した、風邪・インフルエンザ対策や、花粉症対策などを参考にして、エッセンシャルオイルの濃度を下げることを忘れずに、是非活用してください。

子供のアロマテラピーでも、やはり一番活用できるのはラベンダーです。
ラベンダーは、虫に刺されたり、火傷をしたとき、その部位に綿棒などでちょんちょんとつけると治りが早いのです。数あるエッセンシャルオイルの中で、ラベンダーとティートゥリーだけは、原液で塗ることが出来ます。ただし、どばっとつけてはだめですよ。あくまでも綿棒で、ちょんちょん。です。
アロエベラのジェルに、ラベンダーを入れたものを、常備しておくと、とても役立つと思います。ラベンダーでタイミング良く、子供をケアしてあげたら、とても素敵だと思いませんか?

ローマン・カモミール、ジャーマン・カモミール(註1)も優れた鎮静作用を持つので、子供が病気になったときには重宝します。例えば、水ぼうそうの際などに、お部屋で炊くことによって、感染をおさえたり、カモミールを入れたぬるま湯に浸かることによって、かゆみをおさえられます。この時、痒みを抑えるローションを作っておいてスプレーしてあげてもいいでしょう。
ローションのレシピは以下です。
(註1:ローマン・カモミールも、ジャーマンカモミールも子供の鎮静につかうことができますが、ジャーマンカモミールは強い青色をしていて、香りも強いです。どちらかを選べるのならば、ローマン・カモミールの方をオススメします。)

*痒みを抑えるスプレーのレシピ
フローラルウォーター30ml(ウィッチヘーゼルがオススメ)+蒸留水(精製水)30ml+ラベンダー(2滴)+ローマンカモミール(2滴:ジャーマンカモミールの場合は1滴)+ユーカリ(2滴)


もうひとつ、役立つスプレーのレシピはこれ。

*防虫スプレーのレシピ
無水アルコール(10ml)+精製水(20ml)+ラベンダー(3滴)+ユーカリとティートゥリー(あわせて3滴)


市販の防虫スプレーって、すごくべたべたするし、香りも強いですよね。アロマの防虫スプレーは、市販のものより香りはすぐ飛んでしまいますが、子供達はこちらの方が好きだと思います。キャンプや、花火の時に重宝するでしょう。ラベンダーのオイルと一緒に、是非持っていってください。
また、この、ラベンダー、ティートゥリー、ユーカリを使ってマッサージオイルも作れます。

*風邪や気管支炎などで息苦しい時のマッサージオイルのレシピ
30mlのキャリアオイル+ラベンダー(1滴)+ユーカリまたはティートゥリー(2滴)

このブレンドオイルを胸や背中に塗ってあげてください。体温によってオイルが拡散され、呼吸が楽になります。

スプレーにしろ、マッサージオイルにしろ、作ったら2週間ぐらいを目安に使いきってくださいね。

精油の作用メモ
ラベンダー:心を穏やかにする。火傷、虫さされの鎮静。体を強くする。
ティートゥリー:殺菌消毒、抗菌、カビなどの抗真菌作用、リフレッシュする香り。
ユーカリ:殺菌消毒。防虫。痰を切り、鼻の通りをよくする。
カモミール(ローマン/ジャーマン):抗炎症作用(特に皮膚)、子供の鎮静によい。


*オマケ:
子供が風邪をひいたら是非カモミールミルクを作ってあげてください。カモミールのドライハーブを、お湯ではなくて、ミルクで入れます。風邪の初期症状には、効果があります。ピーターラビットのお母さんも、ピーターにつくってあげたとか。


ぼくはマッサージが大好き。いい匂いでのびのび。-ゴウ



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バックナンバーリスト
  • 2004年 4月 子供と楽しむアロマテラピー-1-
    ・・・赤ちゃん編
  • 2月 妊娠・出産とアロマテラピー
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  • 2003年 11月 キャリアオイルとは?
  • 2003年 7,8月 スリミングのためのホームケア
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  • 2002年 11月 癒し系ヘアケア
  • 6月 恋愛に自信のないあなたへ
  • 3月 やる気のないあなたへ
  • 1月 風邪・インフルエンザ対策
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  • 2001年 12月 クリスマスアロマ
  • 11月 プチ鬱
  • 10月 冷え性
  • 9月 疲れ目対策
  • 8月 肩こり 夏ばて
  • 7月 スキンケア
  • 6月 ダイエット
  • 5月 すっきりとした目覚め
  • 4月 不眠症 生理痛
  • 3月 花粉症


  • 私の本棚から

    これから始められる方は、なにか入門書を読んでから、精油を購入されたらいいと思います。はじめは気のあった一本を買って、まずアロマテラピーとのおつきあいをはじめてみればいかが?私のおすすめの本を2冊揚げます。

    1.

    2.
    1.アロマテラピーハンドブック
    池田書店 950円

    どこにでももってゆける小さい本、精油の詳しい使い方や、注意点、お店リスト、これ一冊あれば大丈夫。
    この本は本当に便利で大好き。

    2.マミ・レヴィのアロマテラピー
    講談社文庫 800円

    英国でエステティシャンの勉強をしてきて、おまけに旦那さんまで連れて帰ってきたマミレヴィの、アロマテラピーがふんだんに取り込まれた生活記録と活用法。





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