歴史のパブ巡り

LONDON WALKSにはいくつかパブツアーがありますが、私は歴史のパブツアーに参加してみました。

このツアーはSt.Paul's駅に集合します。解散は多分Holbornだと思います。なんでわからないかというと、実はこの日参加者が私一人だったためちょっと多めにすすんでくれたようだったからです。こういうのもWALKING TOURの面白いところ。

まず駅の名前であるSt.Paul大聖堂の前で少し歴史の話をききます。

この大聖堂はロンドン大火の後、天才建築家のクリストファー・レンが建てたこと。上に卵のような形のものがのっていますが、それはパイナップルだということ。竣工時の女王だったアン女王はなかなか美人だったらしいのですがジンが大好きで、なくなったときは棺に入れないほど太っていたことなどです。

クリストファー・レンが建立したものはたくさんありますがバンクの駅からもよく見えるこの高い棟がある教会はウエディングケーキのモデルだそうです。

英国の風刺雑誌PUNCHが発行された建物の一回にある同じ名前のジンパレスの前を通り、(本当はここにも行くはずらしいのですが現在工事中)ロンドン大火で焼け残ったゆがんでいる建物などの説明を受けたり、パブの外に飾ってあるかわいい花を見たりしているうちに最初の目的地に着きます。その界隈Fleet St.は新聞社が多いところとのことです。

YE OLDE CHESIRE CHEESE/145 Fleet St. EC4/最寄り駅Blackfriars

とても有名なパブ、イギリスで"THE HOUSE"といえば、ここを指します。

ここにはディケンズ、ジョンソン博士、コナンドイルも来たそうです。狭そうに見えるけれど中は広く穴蔵のような地下があります。丁度会社の終わる時間だったせいもあり、ビジネスマンらしき人が沢山いました。活気はあるけど何時間でも座っていられそうな感じ。でもまだ先があるのでローアルコールのビールにしときます。1ポンドしなかったと思います。

詳しい番地は忘れてしまいましたがアルバート候が馬にのって帽子をとって挨拶をしている像がある公園があり、その近くに貴金属店が何軒も続く道があります。

この貴金属店がまたいいんですね。アンティークの時計とか、指輪がこれでもかとあるんです。窓を通してみただけだけど、ああ、欲しいなぁ・・・。

その道の途中に司教さんの帽子の看板が見えたらこれが次の目的地です。

YE OLDE MITRE/ ELY COURT, ELY PLACE EC1/TEL0171-405-4751/最寄り駅Chancery Lane

このパブの中の柱の一つにガラスが張り巡らしてあるものがあります。この柱は桜の木です。でも、面白い歴史を見てきた柱なのです。

メアリスチュワートを母親に持つエリザベス一世は生涯夫を持たなかったといわれていますが、愛人はいたそうです。彼女の愛人の家がこのパブの場所にあり、彼女は頻繁に訪れ、庭でお酒を飲みながら桜の木のまわりを踊ったそうです。可愛いではありませんか?

このパブも人でにぎわっていました。ここでの隠れた名物はサンドイッチです。なんと1ポンド。ここではサイダーとラガーを割ったシャンディーラガーを飲みます。

CITTIE OF YORKE/22-23 High Holborn, WC1/
最寄り駅Chancery Lane

このパブにはとても長いテーブルとチューダー調風の個室があります。

個室はいっぱいだったので、ひろい地下でゆっくりとラザニアを食べました。4ポンドくらいだったと思います。とてもおいしかったです。ガイドさんは春巻きを食べてましたが、それはちょっといまいちでしたね。地下には暖炉がありました。

パブ巡りはこれで終わったのですが、ガイドさんと私の話はどんどん盛り上がりました。イギリスのパブって本当にいい感じです。なんか落ちつけるのです。それに食べ物も安い。

ここで度胸のついた私は次の日の昼一人でパブに入りシャンディーを飲んでしまいました。ステーキアンドキドニーパイも食べたのです。一人で本を読んでいる人もいましたが、やはりわいわいと行きたいですね。

日本にもこんなところがあればいいのにね。


もっともっとPUBのことを知りたい方には東京書籍の「英国パブストーリー」(\1,700)がすごくおすすめ。いろんなパブの歴史や、作者がカメラマンだけあって、きれいな写真がいっぱい。