12月29日月曜日 CHICAGO

CHICAGOはミュージカルですが通常の物と随分違いがあります。まず舞台に大道具という物は存在しません。あえていうなら舞台の上にお雛様のように並んだオーケストラでしょう。その為この指揮者は劇の要所要所で「その他の人」の役割をつとめます。下の写真を見ると枠が二つありますが一つは舞台の外枠、内側の物はオーケストラです。さらに、登場人物は冒頭の写真のようなセクシーな衣装ですが、これには全く意味がありません。ですからこの劇は演奏と歌とダンス、照明でなりたっているのです。ちょっと新劇みたいですね。音楽のほとんどはダンサブルなジャズで、登場人物がセクシーでかっこいいダンスを続けます・・・と、ここまで書くとCHICAGOとはショービジネスの話かしら?などと思われるかもしれませんが、それも違っていて実は夫殺しの女性が裁判に臨むプロセスと、それに伴って無名の彼女の知名度が上がって行くというのが前半のストーリーなのです。(ラストは書きません。)たとえば舞台はこの様に進みます。
1.何か事件が起こる。2.彼女は何らかの感情を示す。(悲しいとか、どうしましょうとか言う)3.すると役者が一人出てきて「LADIES
& GENTREMEN, ロキシー(主人公の名前)の悲しい気持ちを歌い上げます。」とか言っておもむろに踊り始めるのです。
その為、ストーリー自体はそんなに込み入った物ではなく、ダンスとお洒落なジャズを堪能する物だと言う気がします。出てくる女性のほとんとが人殺し、と言う設定もシニカルです。「殺人なんて離婚みたいなもんよ!」と彼女たちはタンゴのリズムに乗って言い放つのです。
カーテンコールらしき物はあっさり終わり最後は舞台の上のオーケストラのダイフィーバーを聴いて、それがおわると黒人のノリノリの指揮者の人が大きくバイバ〜イと手を振り、幕が落ちるのです。私はとても「いい」と思いました。COOLであるとともに、とてもブロードウェイっぽい感じがしました。
*観たくなった方アメリカ版CHICAGOのサイトはここです!

さて久しぶりにホテルにでも行って夕食をとろうと、PARK LANEにあるTHE
DORCHESTER HOTELにCHINESEを食べに出かけました。ここはHALLを入ると細長い美しいラウンジのような空間があります。役割はまあ廊下なんですけど、THE
PROMNADEと言う名前でここでアフタヌーンティーもできるらしいです。クリスマスの飾り付けは特に美しくて写真では余りよくわからないのですが、必見デコレーションの一つです。また、ホテルの建ち並ぶPARK LANEはドライブするだけでも楽しいところです。