11月29・30日週末 SOUTH WALES, LAURA ASHLEY

この週末はイギリスの西にあるWALES(ウェールズ)に行って来ました。ロンドンからは車で3時間くらいでした。スコットランド同様WALESも独自の文化を持っており、WALESに入ったとたん表示が英語とWALES語の両方で書かれています。WALESはイングランドよりも荒々しい自然があり、山々から湧き出る滝などがみられます。WALES自体もかなり広いので今回は首都CARDIFF(カーディフ)の周辺を回ることにしました。

1.観光

CARDIFFはWALESの入り口といった町なのですが、高速をおりてもなかなか中心までいけません。中心まで行くと駐車場を待つ車の長蛇の列ができています。どうやらこの町はショッピングの中心にもなっているらしく、瀟洒なアーケードが至る所にありました。月曜日から12月ということで町はすっかりクリスマスの準備をしており、観光客というより地元民で大変賑わっていました。

一度は廃れてしまったこの町を蘇らせたのはビュート一家で2代目は波止場を作るのに投資し、その成功で潤った3代目は観光の目玉とも言えるカーディフ城再建に莫大な財産を注ぎ込みます。彼は市長にまでなるので、彼の銅像や写真を目にする機会が多いと思います。中心部はビクトリアンの建物もありましたが、モダンな建物も多かったですね。

カーディフ城はなかなか見ごたえがあり、名物クロックタワーの中を見せてくれるガイドツアーの他に、ROMAN WALLという彫刻を施した木の壁の展示など、城の塔ごとにある様々な展示も見られます。お城の中は絢爛豪華という感じ。塔の上からはカーディフの町がすっきりと見渡せました。

カーディフから少し離れ今度はウェールズ語で「赤い城」という意味のCASTELL COCH(キャッスル・コッホ)にいってみました。ここは3代目ビュート侯が自分もお城が欲しいと、カーディフ城を設計した技術者に頼んで建てさせたもので、青い屋根に名前の通り赤の扉を持った可愛い城です。ここは「眠れる森の美女」のお城だそうです。

さて、入場しようとすると扉のところで出迎えを受けました。「???」と思っていると、その日は「VICTORIAN CHRISTMAS」というイベントが行われている日だったのでした。これはVICTORIANの、英国の本当のクリスマスを楽しんでもらおうというイベントでお城の小さな中庭ではミニコンサートが行われていたり、作りたてのミンスパイとパンチが飲めたりします。お城の中の部屋にもいろいろなイベントが文化祭の様に行われており、例えば実際にクリスマスプディングを作っていたり、(私も参加しました!!)手作りのカードの販売、クリスマスツリーの飾り付けなどです。クリスマスプディングにはお酒が沢山はいっていて願いごとをしながらかき回しました。

実際料理をしているので、小さなお城の中には甘い香りと、おばちゃん達の聖歌、子供達の声が溢れ、嬉しい気持ちで帰って来ました。

「イギリスでのクリスマスが初めてなら沢山お菓子を食べて太ってね。」といわれました。

 

もう少し北へあがると(といってもまだSOUTH WALES)今度はCAELPHILLY(カーフェリー)という美しい町があり、そこにもお城があります。ここはROYAL CASTLEではないので、きちんとした書物は残っていないようで、関係あるものも全てどこかの博物館に置いてあるという状態(残っているのは石とか、石の武器とかだけ)なのですが、公園のお堀に浮いている姿は本当に美しいです。そのまわりで沢山のアヒル達と遊ぶ親子連れや、釣りをしている人もいます。面白いのはお父さんと子供がきているケースが多かったことです。「ちょっと遊びに行くかい??」といって近所のひとがつれて来ているのかなと考えました。

2.宿泊

さらに北上し中央WALESまでいくと、今回の目的地LLANGOED HALL(ランゴーイド・ホール)に到着します。ここはホテルというよりも貴族のお屋敷の様なところで門を入ってもなかなか建物に着きません。ここの創始者はローラ・アシュレイの旦那様バーナード・アシュレイ卿で彼がここをエドワーディアン様式のカントリーハウスに改築したそうです。中には暖炉が赤々と燃え、クッションの沢山あるアンティークのゆったりとしたソファーが沢山あります。部屋のインテリアは全てローラアシュレイ。とてもあたたかで英国的です。客室はひろく、美しいアンティークの家具がおいてありました。旧いハードカバーの本も置いてあって、落ち着きを与えています。私の部屋にはディッケンズもありました。さらに欲しい時に連絡すると、部屋に紅茶を運んでくれます。ビスケットと一緒に紅茶を飲みゆっくりできる贅沢さ!!感激です。

泊まっている人はここでの滞在を楽しみに来ているようでディナーの時は男性は皆ネクタイをして、女性はドレスアップしていました。食事の前にHALLで何か飲みますか?と聞かれたので、他の人に従ってソファに座りカクテルを飲んでいると、1時間くらいしてやっと食事のテーブルへとつれていってくれました。ゆっくりと時間を気にせずに滞在を楽しみ、お洒落をすることで、自分も他の人の楽しみのうえでも、その一員となる英国人のライフスタイルを、またひとつ垣間見たような気がしました。

朝食は何種類もある中から選ぶのですがWALES式ENGLISH BREAKFASTというのもあります。DINING ROOMからは広大な領地がキラキラと輝いて見えました。

このホテルのDINING ROOMに自然と馴染む様に年を取りたいと思いました。