9月8日水曜日 GEFFRYE MUSEUM, Mr.BRAMAH'S
TEA LECTURE
MUSEUMは大好きなロンドンのことを知るには最適の場所です。今回はインテリアに関する展示がおもしろいと本でみたGEFFRYE MUSEUMへ行ってみました。ここは地下鉄Old
Streetから歩いて20分ぐらい。ホルボーンにすんでいた私の持っているロンドンとは違った印象の町並みです。(観光客用ではないと言うことです。歴史的な感じもしないし、どっちかというとアメリカ的なのかなぁ。)こんなところにあるのかな、と思った頃に重厚なMUSEUMの門にたどり着きました。
門をくぐるとそこは別天地で平和な公園の雰囲気です。銀杏の木陰のベンチでゆっくりたたずむご婦人達。美しい木漏れ日の向こうにお屋敷のような建物が見えています。
右の写真は上の写真と同じところを左からとったところですが、広々としているのがおわかりだと思います。この写真を撮ったあたりにエントランスがあり、そこに入るとこのMUSEUMが比較的新しい物であることがわかります。
ここはなかなかスピリッツのあるMUSEUMで、まず入ってすぐにその時代を代表する椅子が並べられています。その椅子と一緒にその時代を代表する写真などがあり、特徴がわかるようになっています。さらに進んで入っていくと時代ごとの部屋に区分されており、本物を使って、その時代のイギリス中産階級の室内の様子を再現しています。展示は17世紀から現代までで、おのおののコーナーにはその時代の家の断面図のパネルがあってそれが興味深かったです。

上の左の写真がそのパネルで私の大好きなビクトリアンの物です。右の写真は20世紀の後半が始まったばかりの頃、今から50年くらい前のものです。ころっとしたテレビが印象的ですね。戦争後、多くの家が倒壊し、小さなスペース(フラット)での生活を強いられた英国人は、リビングとダイニングの一体化、ユニット家具や特に棚の活用(物入れ、ディスプレー)を始めたそうです。

一方これは最もモダンな90年代の部屋、ロフト式です。左の写真の左上にロフトがあってベッドがあるのがわかりますか?私はこの部屋が大好き。右の写真の壁にくっついているちょっと変わった本棚、その右横のよく見えないけどガーベラの飾り方、座りやすそうなソファ。センスの良さはまるでコンランのカタログのよう。時代の流れはやっぱりシンプルなんですね。このMUSEUM、ビクトリアンのインテリアと現代の物をみれるなんておもしろいと思いませんか?
さて展示品もおもしろいけど、さらにこのMUSEUMにはその他にもいいところがあるのです。
まず、カフェがいい。インテリアもオシャレだし、その近所の売店(これ又おしゃれな本がたくさんあっておススメ)で本でも買ってきていつまでもいられる感じ。メニューも充実してます。私はスープアンドロール(パン)を注文しましたが、こちらもとてもおいしかったです。私は一人で観光するときランチはMUSEUMのCAFEでとるのが大好きなんです。その中でもここはハナマル。
もう一つのいいところは、カフェからも見えるのですが、かわいらしいハーブガーデンがあるのです。こじんまりしているけど、なかなか手入れの行き届いたいい庭で小さいお花がかわいらしく咲いています。ですから時間のあるときにこのMUSEUMにきて、CAFEやガーデンでぼーっとするのもとてもいいなと思いました。
前にも書きましたが、ここはちょっと人里離れたところにあるので、沢山の人に来てもらおうと努力をしているようでした。是非又次回も尋ねてみたいところです。(入場料FREE)
さて、おなかも心も満足した私が次に向かったのはBRAMAH
TEA & COFFEE MUSEUMでした。
日本のテレビ番組にもしばしば顔を出す、ティー・テイスターのブラマー氏がタワーブリッジのすぐ近く、おしゃれなBatlers
Walfに紅茶とコーヒーの博物館を開いていらっしゃいます。ここはもともと紅茶貿易が行われていた場所だそうです。
さて、この博物館でブラマー氏のセミナーが行われていると聞いて、かねてから参加したいと思っていました。でも、在英中は予定が合わず参加できなかったので、こんどは旅行前に電話で予約を取ると「英語のクラスならオッケー」とのこと(ちなみに曜日は決まっているけど、日本語のもあるそうです)。ちょっと早めにつくとスタッフの方が併設しているティールームで早速ティーを入れて下さいました。他にも3人参加者がいると聞いていたのですが、始まってみると生徒は私一人で、「もしかしてわざわざやってくれたのかな」申し訳なくなりました。
レクチャーの内容は紅茶の歴史、紅茶の出来るまでのビデオ、博物館内の見学(ティーポットのコレクションなど、日本の物もあります。)、様々な紅茶のテイスティング(口に入れては吐き出さなければならないのが、ヘンな感じ)、そしてフルセットのハイティーです。この写真は私の紅茶にミルクを入れてくれるブラマー氏です。これまたすごくたくさん出してくれたので、全部食べきれないほどでした。
ブラマーさんの入れてくれた紅茶は、私にはちょっと苦く感じました。講習を終わる前においしい紅茶の入れ方を一緒に練習しました。ポイントは以下です。
1.ポットとカップは前もって温めておく。
2.くみたてのお水を使う。
3.お茶はティースプーンに人数分プラス1杯(one
for the pot!)いれる。
4.お湯が沸いたらすぐにポットに注ぐ。
そして3分待つ。その間に、昔のイギリス人は家族でその日会ったこととかいろんなことを話したそうです。今はティーバックなんて物があるから家族の会話がなくなるんだ、とブラマー氏は嘆いていらっしゃいました。
この博物館にはもちろん紅茶の他、紅茶を入れるために用具(ティー・ストレーナーなど)も豊富にありますので、紅茶に興味のある方は是非チェックして下さい。私は今日の講義内容を忘れないようにガイドブックを買って帰りました。全部で3時間くらい講義してもらいすっかり紅茶通になった私は、元気にB&Bにもどりティーバックの紅茶をがぶがぶ飲んでしまいました。
お問い合わせはこちらへどうぞ。(英語でね)0171-407-3899
Bramah Teaを日本でも楽しみたい方へとっておきの情報です。ブラマー氏の喫茶店が南青山にあるのです。場所は青山一丁目と乃木坂の間くらい。名前もそのまんま「ブラマー紅茶博物館 青山館」電話番号は03-3408-4012。オジサンが注いでくれる紅茶、なかなかおいしいです。ちょっと高いのでランチタイムが狙い目。
Batlers Walfについての日記は11/8のをみて。