9月7日火曜日 WALLACE COLLECTION, Mrs.STOCKER

今日はまずWALLACE COLLECTIONに行ってからこのページにも2回ほど登場してくれている英国的生活の師匠、オードリーおばあちゃんのお家におじゃましました。

WALLACE COLLECTIONは地下鉄のベイカーストリートとボンドストリートの間くらいにあって、もとは貴族のお屋敷だった美術館です。現在は国立になっていますが、一人の貴族のコレクションと言うところが特徴です。

ホームズのページにも載せましたが、中の絵画を見ると彼の好みがわかります。フランス絵画や美しい時計、陶器などうっとりする物が多く、武器のコレクション(私はあまり興味ありませんが・・・)もなかなかです。左の絵はここの有名な絵の一つですが、ブランコの女性の脱げているミュールのかわいらしいこと。美人画が多いのも特徴です。

ここがいいのはあまりごちゃごちゃと観光客がいないのでゆっくり静かな気持ちで絵画を鑑賞できること。とても閑静なエリアにあり、前庭にあるベンチでお弁当を食べている人も多く雰囲気もいい感じです。以前は本当にお屋敷を見せてもらっている気分でしたが、今回は美術館としての機能が上がっている感じがしました。それもそのはず、世紀末プロジェクトとして、大幅な改装が計画されていたのでした。後で又取り上げますけど、この期間行ったV&Aは模様替え、大英博物館も大幅改装を準備していて、ミレニアムへのイギリスの文化分野の力の入れ方を感じさせられます。(本当に日本とは違いますねぇ・・・。)改装されたらきっと素敵なカフェも出来ることでしょう。今の静かで上品な感じもいいけど、模様替えした姿も楽しみです。下がプロジェクトの図なんですけど、中庭がカフェになっているみたいですね。

それから私はベイカーストリート近辺のカフェでランチをとり、オードリーさんとの再会に胸を躍らせました。

この写真はオードリーおばあちゃんの中庭です。左のスタイルのいい方が、優しくて好奇心旺盛のオードリーおばあちゃん。

去年の春のガーデニング編の時よりもずいぶんお花が少なくなってしまったけど、今回はまだ冬眠していない亀のジョージに会えました。彼はびっくりするほど大きいのです。写真を写している私の影と比べてみて下さい。ほとんど私の影は実物大でした。

料理やお裁縫ガーデニングから壁まで塗っちゃう元気なおばあちゃんは自然史博物館のメンバーでもあります。今回は先日の日食の際の写真やお庭の写真、いろんなお客様の写真をとてもうれしそうに見せてくれました。

でもそんな彼女が最近気になっているのがインターネット。「こんな年になってコンピューターを買うなんてバカだって言われそうだけど、最近はこんなに有名な物を使えないなんてその方がよっぽどバカなんじゃないかと思ってきた」と、すごく前向きな発言です。ですから私はホームページがどんな物かがんばって説明してみました。

おばあちゃんのスコーンは相変わらず健在。見よ、食べ放題のジャムとクリームを!!

いつもながらの素敵なティータイムは、キュウリサンド、スコーンのほかに、今回はチョコレートケーキまで出してくれました。もちろん手作りで、おばあちゃんのタフさには本当に感動してしまいます。

ティータイムの後は2階に住む彼女の次男の息子さんのお部屋を尋ねました。彼は絵描きさんで、ちょうどその週末に自室で個展を開くことになっていたのです。「だからプレビュー」っていってお部屋を見せてくれました。彼はおばあちゃんの影響を受けてかとてもイギリスらしい静物画や風景画を描いていて私も大好き。実は産まれて初めて自分で買った絵も彼の物だったのです。彼の絵を是非このページの読者の方にも紹介したいっていったら、本当に数種類コピーをくれました。近い内に特集しますので待っていて下さいね。

2時頃行ったのにずいぶん話し込んで気がついたら7時すぎてましたので、おばあちゃんと近所のスーパーで買い物をしてから後ろ髪を引かれる思いで帰路に就きました。

ところでこの話には後日談があるのです。先日おばあちゃんからカードが来て「コンピューターを買いました。いまはそれを置く机が来るのを待っています。コンピューターが私たちの味方だと教えてくれてありがとう」と書いてありました。今にこのページにゲストで出てくれるかもしれませんよ。

これまでのおばあちゃんの活躍:スコーン編('97,12,4)、ガーデニング編('98,3,28)

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