4月23日木曜日
最近地下鉄の駅に「RENT」と書いたポスターが貼られていて、バンドの名前かと思っていたら新しいミュージカルでした。 がっちりした靴で大人気のDR.MARTENS*やタワーレコードも後押しをしているようで、このページの左にある写真のポスターが貼ってあります。そうこうしている内に、私のフラットの近くの最近はもっぱらオペラ*をやっていたSHATESBURY THEATREで上演されることがわかりました。「なんだかおもしろそうだ」と、帰国を前にして席を押さえます。
この日はまだ本番ではないプレビュー*でしたがとりあえず何の知識もなく席に着きました。 以前書いたCHICAGOの舞台セットのように今回もバンドは舞台の上にいます。そして、工事中のような斬新なセットが現れ、アメカジ(古いが・・・)の若者達が元気よく登場しました。曲も全体的にロックを中心としていて、観客は若者達が多く拍手喝采です。プレビューだと思っているせいか、演技は何となく未完成のような感じがしますが、曲が耳から離れないのです。休憩時間中にCDを買いに走りました。 今まで沢山ミュージカルを見ましたが家に持って帰りたいと思ったのはこれが初めてです。たとえば家に友達が来たときに「オペラ座の怪人」をかけるでしょうか?「RENT」はかけていても、おかしくない、いやきっと友達ももっと聞きたくなるような音楽。COOLそのものなのです。
でも実はこれは驚くべきことにオペラ「LA BOHEME」のリメイクです。LA BOHEMEについていろいろホームページを見てみるとNEW YORK CITY OPERAのページに「そうそう、これがRENTのもとになったもの。CITY OPERAで原作が見られます。舞台?パリ。音楽?最高。結末?悲劇。・・・・・」等々と書いてありました。「RENT」は舞台をパリからニューヨークのダウンタウンに置き換え、主人公達の名前もアメリカ風の物になっています。ヒロイン、ミミの名前は変わりませんが、不治の病の代わりにヤク中。職業もお針子からダンサーに変わっています。話の中心の男4人の内二人はゲイのカップルです。でも内容は以外に原作に忠実です。結末?それは見てのお楽しみですね。 ブロードウェイで大喝采で迎えられたこのミュージカル、ロンドンではソーホーでやっていたわけですが、場所としては正解だと思いました。 日本でも来月から赤坂BLITZで、日本人版が見られるようなので行ってみようと思います。
*DR MARTENSの靴:がっちりとした編み上げタイプが有名で学生に大人気。 コベントガーデンに大きい店があります。 *オペラ:コベントガーデン横のロイヤルオペラハウスが工事中のため半年くらいここでやっていました。 *プレビュー:こけら落としの前に何回か公演を行うもの。この段階でジャーナリストはレヴューを書いてはダメ。 その後演出に変更もあり得る。