3月21日土曜日 EDINBURGH 
金曜日の夜にロンドンを出てまるでスキーに行くかのような深夜ドライブを経て土曜日の明け方にエジンバラに着きました。BBで一眠りし、美味しい朝食を食べ、早速行動を開始します。
丘の上に建つエジンバラ城はどっしりした外観も、また城内からの麓のエジンバラの町の眺めもすばらしい物でした。中に入るといろんな外国語のテープが用意してあって、それを聞きながら見学できる便利な仕組みです。城内には様々な建物があり、ブレイブハートの主人公ウィリアム・ウォレスのステンドグラスがある教会や、フランス人捕虜を入れておいた牢獄、モンス・メグと言う巨大な大砲、戴冠用宝器(ジュエリー)、戦没者記念堂などがあります。少しづつ花も咲き始めていていい感じでした。この中の部屋で興味深いのは「スコットランド最後の女王」メアリ・スチュワートが息子のジェームズ6世(イギリスの1世)を出産した部屋で、女王の部屋からつながっているのですがまるで納戸のような淋しい感じのところでした。
メアリ・スチュワートとジェームズ6世が物語の中心になると言うことでやはりあまり明るい感じはしません。イングランドのロイヤルファミリーの持つ華やかさよりはちょっぴりおどろおどろしい感じがしました。(メアリスチュワートはエリザベス1世によって処刑されており、その息子は王になるのですがちょっと暗い男)
左の写真は戦没者記念堂です。
下はお城からの眺め、エジンバラの「表参道」、プリンスィズ・ストリートと同名の公園もよく見えます。この公園には小さいけど有名な花時計があります。真ん中にすらっとのびている塔はWALTER
SCOTTの記念碑、スコッツモニュメントです。
ところで、このお城の入り口入ってすぐの売店はなかなか充実していて欲しくなる物が沢山ありました。
お城から出るとタータンチェックの物を売ったおみやげ屋さんや、スコッチウィスキーがテーマのアトラクション、カメラ・オブスキュラと言うプリズムでエジンバラの町を映し出すアトラクションなどがあります。町の所々で民族衣装を着てバグパイプを吹いている人がいました。エジンバラの大同芸人はバグパイプを吹く人しか結局見なかった気がします。坂を下ったところにあるTHE DEACON'S HOUSEと言ういい感じのCAFEでお昼をとりました。ここでのヒットはスコッチウィスキーの入ったコーヒーで体はぽかぽかあたたかく、死にそうに眠かった私もリフレッシュできました。
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この変わった形の建物はST.GILES(セント・ジャイルズ)教会です。エジンバラの建物はみんな黒くなっているので全体的に暗い感じがします。 |
次に車に少し乗ってCALTON HILL(カールトン・ヒル)まで移動しました。ここからの景色もまたすばらしく、雄大な自然と、中世の街並みに圧倒されてしまうようです。スコットランドの自然はイングランドに見られる優しいカントリーサイドと言う印象と正反対の雄々しい胸がすっとするような物です。
この丘にはギリシア風の建物など奇抜な建物が所々に建っており、ちょっと不思議な感じでした。「エジンバラ・エクスペリエンス」という立体メガネをかけてエジンバラのスライドを見る、今では考えられないようなアトラクションもあります。でも値段の割には歴史などがわかってなかなか良かったです。
その後広大なHOLYROOD公園の麓に建つTHE PALACE OF HOLYROODHOUSE(ホリルード宮殿)へ向かいました。ここはエリザベス女王様もたまに立ち寄るという現役の宮殿なので他の建物よりは少し明るい感じがしましたし、部屋の内装などもすばらしいのですが、この宮殿の見物はやはり「メアリ・スチュワートの部屋」です。この部屋でメアリと不倫の噂のあった秘書が彼女の夫に目の前で惨殺されたといわれているのです。パンフレットにはこの部屋だったかどうか実は不明と書いてありましたが、何となく怖い感じのする部屋でした。このお城に泊まらなきゃならない女王様も大変ですよね。あとこの宮殿で面白かったのは聖堂跡で、写真のようにむき出しになっていて、歴史を感じました。

たった一日で印象を語るのは無理なことですが、どんよりした天気のせいもあってか中世の趣深いエジンバラは私にはちょっと暗い町に見えました。ロンドンに今あるような活気はあまり見られません。やはり淋しい歴史がそうさせるのでしょうか?私は古くからある歴史的な物を大切にしつつ、いつも新しい物が生まれているという感じが好きなのでこれは私だけの感想かもしれません。
一方「イギリス」と言う言葉で思い浮かぶ民族的な物、タータンチェックや小さな庭の付いた二軒長屋の小さな家(SEMI-DETACHED-HOUSE)などは堪能できます。それに工芸品などでは欲しくなるいい物が沢山あります。もしかしたら今スコットランドはあまり元気がないかもしれないけど10年くらい経ったらもっと違う物を発見できるかもしれないなと思いました。次はぜひ明るい夏にエジンバラ・フェステバルなどに参加してみたいですね。
今回は疲れていたため早く寝てしまいましたがエジンバラにもゴーストウォークツアーがあるようでした。折角だからこれに参加して、存分に怖い思いをするのもエジンバラの魅力を楽しむ方法かもしれませんね。