1月27日木曜日 BETHNAL GREEN MUSEUM OF CHILDHOOD1月31日土曜日 DICKENS HOUSE MUSEUM |
今週は二つMUSEUMを訪れました。
BETHNAL GREEN MUSEUM OF CHILDHOODは、地下鉄BETHNAL GREEN駅をおりるとすぐにあるところで、かの有名なヴィクトリア・アルバート博物館の分館なのですがあまり観光客は行かないところです。でもお人形やおもちゃに興味がある人が行ったら間違いなく楽しめます。子供が沢山走り回っていて一見幼稚園のように感じますが、中は大人の鑑賞にももちろん堪え、一通り見るのにたっぷり2、3時間はかかります。
ここでのコレクションは特にドールハウスや、お人形が充実していて、一つ一つにコメントが書かれています。ドールハウスはウィンザーの世界一のドールハウスで有名な、メアリ女王の所有していたその他のドールハウスも見ることが出来ます。
お人形のコーナーではフランス人形や、バービードール、イギリスのリカちゃん「デイジーちゃん」(彼女の服はすべてマリ・クレールが担当)の顔が決まるまでのプロトタイプなどがあって面白いです。お人形の中での一番の見物は「PRINCESS
DAISY」という、イギリスがオランダでの博覧会に出展してメダルをもらったお人形です。このデイジーちゃんは赤ちゃんなのですが、さすがにお姫さまだけあって、すごい数のベビー服、ゆりかご、アクセサリー(なぜか)やかん等を持っています。それらのほとんどがピンク色と白なのがかわいらしさを倍増していました。日本からは雛人形などが出ていましたが変な置き方で、ファッションドールはありませんでした。
2階には、子供が成長して行く課程に関する古くからの展示があります。思春期のコーナーには性教育の本なども展示されています。面白かったのは出産した女性にプレゼントすると言うピンクッションで、これはクッションに虫ピンが並べられてメッセージやデコレーションになっていました。きれいだし、昔は赤ちゃんの服を虫ピンでとめていたのでそれに使えると言うことで、これは実用的なプレゼントだったそうです。でも、後に安全ピンが発明されてそちらが主流になったそうです。そりゃそうですよね。
他にも家族のようにかわいがられたぬいぐるみ(手作りの服を沢山持っている)や、ゲームの展示などもあって、ほんとに面白いです。しかもこの博物館は無料です。
DICKENS HOUSE MUSEUMはHOLBORNにある、チャールズ・ディッケンズに関する博物館です。
ここはジョージアン形式の建物の中にひっそりとあるので、注意して探さないと見過ごしてしまいます。子供の頃に苦労をしたディッケンズですが20代後半には作家として名声を得たため、この家は優雅な感じか漂いました。中にはオリバー・ツイスト、デビッド・カッパフィールドなどの挿し絵や、彼の著作のコレクション、彼が使用した文房具や机などが展示され、時計や財布など美しいアンティークもあります。施設としては召使いの部屋や居間、寝室も残されており、特に居間は美しく、鏡の好きだったディッケンズは2枚も飾っています。(写真では1枚しか見えません。)
机の上にあるのは刺繍で彼の奥さんケイトがよくしていた物を再現したそうです。彼女はディケンズとの間に10人も子供をもうけたのですが、途中で離婚されてしまい、悲しい老後を過ごします。ケイトに関する展示も多いのですが、若かった頃美しくいきいきとしていたケイトも年をとるにつれ、太りやつれ厳しい顔になって行く様子がわかります。ちょっと悲しい話ですね。
シェークスピアのようにまた、イギリス人の心に息づいているディッケンズを読みたいなと思いOLIVER TWISTを買って帰りました。(日本では絶版になっているのです。なんでじゃ〜〜〜??)